最新作(2022/07/01現在)
私しゅいそが動画についたコメントを元にメドレーを制作する「麻雀の人がニコニコメドレー」は現在も進んでいますが、「途中から見たけど、過去の動画をすべて見返すのが面倒」という方もいらっしゃると思います。
そこで、ここまでの情報や進捗などを簡単に記事にしてまとめてみたいと思います。もちろんリアルタイムに制作は進行していくので、動画が投稿されたらこちらは随時更新していく予定です!
なお、メドレーについて意見がありましたらこちらのコメント欄ではなく、動画のほうにコメントをお願いします。(こちらのコメント欄にも目は通していますが、意見として採用はしません)
今から見る人向けに現在の状況
- 現在の制作段階はRelease Candidate
- 選曲はすべて確定、リクエストはすでに締め切り
- タイトル案を募集中
現時点の採用曲(39曲)
- 乙女解剖
- 紅蓮の弓矢
- アスノヨゾラ哨戒班
- POP TEAM EPIC
- 砂の惑星
- Bad Apple!! feat. nomico
- キラメキラリ
- おちゃめ機能
- ふ・れ・ん・ど・し・た・い
- ようこそジャパリパークへ
- RED ZONE
- MEGALOVANIA
- ココロオドル
- デビルマンのうた
- ナイト・オブ・ナイツ
- 千本桜
- 白金ディスコ
- 紅蓮華
- GO!GO!MANIAC
- 前前前世
- 恋の2-4-11
- みくみくにしてあげる♪【してやんよ】
- BE MY BABY
- スイートマジック
- ダダダダ天使
- ばかみたい
- ロキ
- 脳漿炸裂ガール
- EXEC_HYMM_BATTLESPHERE/.#Saki extracting(ブリ(゚∀゚)ハマチ)
- ルカルカ★ナイトフィーバー
- U.N.オーエンは彼女なのか?
- 激突!グルメレース
- レッツゴー!陰陽師
- 夜に駆ける
- シャルル
- Daydream cafe
- 新宝島
- O-Ku-Ri-Mo-No Sunday!
- (シークレット枠)
告知(第0回)より
この企画の概要
Q.そもそもなぜこんな企画を始めたの?
A.昔からニコニコメドレーを作ってみたいとは思っていましたが、私一人では制作に限界を感じたからです
コンセプト
- コメントでメドレーのアイディアを募集する
- ニコニコ動画で人気の曲をメドレーにする
- 制作段階を以下のように分ける
- Alpha・・・構想、選曲、耳コピ
- Beta・・・構成、アレンジ、ミキシング
- Release Candidate・・・動画作業その他
Alpha(第1回~第5回)より
選曲の最低条件
- 動画として現存するものが対象
- メロディーが印象的な曲が良い
採用方針
- 採用可否は再生数など数字を元に判断
- 最近投稿された派生動画の数なども併せて判断
- 動画自体ではなく、その曲自体が人気なのかどうかも基準とする
- 年代やジャンルに極力偏りがないようにしたい
- 作者自身の選曲枠は20~25曲程度、それ以外はリクエスト枠とする
- 曲数は作者枠とリクエスト枠の合計で50曲くらいまでを上限とする
Beta-構成編(第6回~第10回)より
構成について
- 展開:一気に盛り上げる→それをわずかに発展させる→一気に音数を減らす→色んな楽器を加えて一番の盛り上がり、といった流れ。カオスゾーンはなし
- テンポ:16分音符主体の曲は倍のテンポで取る。すべての曲の平均BPMをもとに決定(BPM160)
- 繋ぎ:原曲から移調を行い、基本は同じ調同士で繋ぐ
その他
- 曲数の多いジャンルは小節数を短めに、逆に少ないジャンルは長くする
- 完成版公開まで曲名非公開とする「シークレット枠」を設ける
- リクエスト枠はニコニコで知名度があること、最近でも人気があることを採用の基準としていく予定
Beta-アレンジ編(第11回~第22回)より
アレンジの流れについて
- ラフアレンジ
- アレンジの大まかな形や方向性をメモする、ごくごく簡単なアレンジ
- ベースアレンジ
- 主要な楽器を入れてアレンジの土台を作る作業。まずは第一ヴァイオリン、第二ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのシンプルな構成で制作。主旋律は仮でソロヴァイオリンに。この段階では完全にベタ打ちで機械的
- 肉付け
- メイン以外の楽器を入れて味付けをしていく作業
- 微調整
- 全体を聴きながら調整を加えていく作業
コードについて
原曲に寄せつつも自分なりの遊びを入れていく
アレンジの方向性について
オーケストラがメインのアレンジになる予定。ただし、途中でオーケストラ以外の楽器を加えたりして音を豪華にする
まずは簡単なストリングスアレンジを作るところから着手
Aパートについて
- テーマは「王道」。伝統的なオーケストラ楽器のみを使用したアレンジ
- ストリングスをベースに、木管楽器や金管楽器を乗せていくといった手法で作る
- 各楽器を専用のソフト音源に差し替え、発音タイミングや強弱を調整
- バランスが悪いのはミキシング編で改善される予定
Bパートについて
- テーマは「進化」。前パートのオーケストラアレンジを継承しつつ、ロックよりなアレンジに変化
- オーケストラの音が埋もれないようにしつつも、ギターとドラムをしっかり聞かせるようにバランスを取っていく
Cパートについて
- テーマは「変化」。楽器数を減らし、耳休めとなるような落ち着いたパート
- ここから新しい音であるピアノが追加され、パートが変わったことを印象付ける
Dパートについて
- テーマは「転換」。シンセが加わりながら急展開し、ラストに向けて盛り上がる部分
- 他メドレーのシンセアレンジと差別化するため、あくまでオーケストラが主役
- 少し音が寂しいので完成版ではもうすこし楽器を足すかも
その他
Beta-ミキシング編(第22回~第27回)より
ミキシングの流れ
- 下準備
- まず各楽器の出力先のチャンネルを指定していく。楽器数が多い場合は木管ごと、金管ごとなど、セクションで一つのチャンネル(バスチャンネル)にまとめて出力する
- 音量の調整
- 小さめの音量を基準として決め、その基準に従って全体の音量差がなくなるように調整していく。音を詰め込み過ぎたり、逆に極端に音量を絞らないように注意
- 定位
- 左右の広がりを意識しながら楽器を左右に配置していく。中央に配置した楽器がぶつかる場合はダブラーエフェクトなどで両端に配置するのも手。ここまでの作業で音量と定位が調整できたものを「ラフミックス」と呼び、ミキシングの8割が完成したと言えるほど重要な工程
- EQ
- 周波数帯域ごとに音量を調節できるエフェクト。基本はハイパスで低音部分を削ったり、削る方向で使う。音域が近い楽器は削るポイントをわずかにずらして分離させる。耳で聴いて調整するのは難しいので「グラフィックイコライザー」を使うことも
- 空間系
- リバーブ、ディレイなど音に残響を与えるエフェクトのこと。音がこもりやすい低音やドラムにはほどほどにかける。オケに広がりを加えたり、特定の楽器を目立たせたりするために使う
- マスタリング
- 最終仕上げの段階。全体にEQやコンプレッサーをかけて整えたり、「MS処理」を行って音の広がりを整えたりする。最後にマキシマイザーを使用して音圧を整える
第28回(動画編~概要)より
動画の構成について
- すでに入っているが曲順と曲名は入れるつもり
- 音声波形表示は音に合わせて動くので動きの少ない動画で飽きさせづらい効果がある。ただしAviUtlのものは見飽きている可能性があるので多少の工夫が必要
後ろの映像について
- 一枚絵は作業が非常に楽だが、10分弱の動画では見飽きる可能性が高そう
- オーディオビジュアライザーは音声に合わせて変化するので動きの画になる。ただし同じ手法を使ったメドレーが多い
- 映像の切り貼りは元ネタが分かりやすくなる上、非常に動きのある映像が簡単に作れる。ただしこれは著作権的に黒に近いグレーとなるため、今回の制作ではこの手法は不採用とする
第29回(動画編~曲名表示)より
曲名の表示について
- 曲名を切り替える効果を色々工夫する
- 効果を工夫することで曲名の切り替わりが分かりやすくなったり、動きを加えることができる
- テキストに装飾を加えることで読みやすくしたり、豪華にしたりできる
- 曲順の表示も同じような要領で工夫できるが、曲名表示とはフォントや切り替え方を変えてメリハリを付ける予定
第30回(動画編~音声波形表示)より
追加した要素
- ニコニコ大百科の表記に倣って出典を表示
- フォントをデザイン性の高いものに差し替え
音声波形表示について
- 音声に合わせて動くビジュアルエフェクトのこと
- そのまま使うと既視感があるため、色々加工して使う
加工の一例
- 両端に境界ぼかしをかける
- 波形を縁取りする
- ミラーフィルタをかけて対称にする
- 極座標変換フィルタをかけると最近よく見かける円形の波形に
その他
- 次回でついに最終回
- タイトルについても次回で発表